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インターナショナルカジマヤー
インターナショナルは英語で“国際的な”カジマヤーは沖縄の方言で十字路です。
つまり、インターナショナルカジマヤーとは国際十字路という意味の造語ですね。
沖縄は中国との交流もありましたし、日本の文化の影響も深く受けています。
又、東南アジアの影響もありますし、戦後はアメリカ文化も入ってきています。
これらの文化の交わる所と解釈できますね。
沖縄は米軍にとって「キーストーンオブパイフィツク(太平洋の要石)」といわれ
アジア地区を結ぶ軍事的に重要な場所と考えられています。
「だから基地が多いのか!」あっ久々の先祖の声!でもその通りですね。
だけど、発送を変えれば、人やものの交流拠点ってことになりませんかね。
その意味で、インターナショナルカジマヤーって言葉ちょーびんは好きですね。
サーターアンダギーの秘密?まずは中国との交流から!
さて、思いが入ったところで、沖縄文化のインターナショナルカジマヤー性を見てみましょうか。
まずは中国文化から料理でラフテー、足テビチなど、
行事では先祖をまつるシーミー、亀甲墓など
言葉ではおなかいっぱい(満腹)の際に使う方言のチュファーラ、さんぴん茶(香片茶シャンピィエンチャ)などですね。
写真のお菓子は花ボウロ、鶏卵糕・チールンコー、薫餅・クンペン
そうそう、芸能もありますね。伊集の打花鼓・ターファークーは見るからに中国っぽいですね。
おーそうだ大切なの忘れてた!沖縄名物サーターアンダギー!これは「開口笑・カイコウシャオ」というそうです。
そういえばあげている時にパカッと割れると「ユーワラトーンヤー(よく笑っているね)」といいますよ。
次は和風(日本風)
次に日本、行事や言葉などほとんどが基本的に日本文化です。
和風亭(笑)
例えば、日本の古語で、南風は「はえ」、東風は「こち」といいますが、沖縄の地名で「南風原・はえばる」「東風平・こちんだ」そのまま残っていますね。
南風原文化センター(陸軍司令部壕や南風原の文化についての豊富な展示があります)
東風平といえばこの人。沖縄の自由民権運動家「謝花昇・じゃはなのぼる」
幕の内が多いよ!
大和風の芸能もありますね。
キジムナーは南方の人?東南アジアとの交流!
東南アジアは音階がドミファソシド(レとラの音がありません)であったり、
踊りのうでの振り方のしぐさがバリ島の踊りに似ていると言われていますね。
チャンプルーは東南アジアから伝わったそうです。
宮古のパーントゥや八重山のアカマタクロマタのような仮面をかぶった来訪神、
赤い髪を振り乱して踊るフェーヌシマなどは南方的です。
キジムナーも南方から来たと考える人もいますね。
万能の食材?ポーク アメリカ文化も入ってます。
あ!アメリカ忘れるところだった。朝も昼も夜もCランチ、
ケチャップとポークランチョンミートが好きなどですかね。
クリームソーダは茶色!沖縄ではクリームソーダは茶色ですね。もちろん緑もありますが・・・
このように沖縄は日本、中国、東南アジアとの交流のなかで独自の文化を生み出し、
更にアメリカの統治を経て「インターナショナルカジマヤー」
国際十字路にふさわしい文化を築いてきたんですね。
「ヤンドー!飛行機、ヘリコプター飛ばするたみに良い所あらんどー、
飛ばすらー文化の光とばしなさい」あっ!又先祖の声が・・・