今日は方言のお話をしましょうね。
ウチナーグチの基本は三母音!
ウチナーグチは基本的に3母音です。
日本語の「あ・い・う・え・お」はウチナーグチで発音するときは
「ア・イ・ウ・イ・ウ」となり、
「え」が「イ」、「お」は「ウ」に変わります。
「か・き・く・け・こ」は「カ・キ・ク・キ・ク」となります。以下同じですね。
地名から入ってみましょう!
それでは練習タイム。
観光しながら学びましょうね
恩納村の「おんなの駅」 特産品販売と食事所になっています。
海軍壕公園から見た小禄方面(左側)・・・大きなスーパーなどがあって賑わってますよ。
本部町は沖縄そばの名所です!「岸本そば」はかつおだしを使った比較的あっさりした沖縄そばです!
三母音以外にも変化があります!
有名な「美ら海水族館」美しい、清らかのウチナーグチは「きよら」です。
なので「き」が「チ」、「よ」が「ユ」に変わり「チュラ」となります。
「月・つき」は「チチ」
ウチナーンチュは「シマーとかシマザキ」とか言ったりしますけどね。
「夜・よる」は「ユル」
えっ「モー」ですか!たしかにその字あててますけど、それは原っぱのこと。実際は「キー」ですよ。
だから毛深い人は「ケーマー」でなく「キーマー」ですね。
そういえば察度王という王様はハブに腕をかまれ、腕を切断。これを見た臣下が
「国王様が片手では不自由でしょうから私の腕をお使い下さい」と
自分の腕を切り、王様につけたので、王の片方の腕だけ毛深かったとか・・・
落ちがついたところで、今回はこの辺で・・・
おまけ
恩納村の万座毛・まんざもー:国王が北部の視察をした際、ここで歓待され、
「万人を座らせるに足る広さがある」と言ったことから「万座毛」と名付けられたそうです。