沖縄県は重量上げの成績がいいですね。それはなぜか?
ちょーびん流に歴史、伝承に結果をもとめてみました!
南部超人伝説1 糸数城の裏門の橋を一人でかけた男!
南城市糸数には力持ち伝説があります。「比嘉ウチョー」という人物です。
裏門に2tもある橋を架け、敵が攻めてくると自由に取り外したそうです。
そのうえ長い棒を自由に操る武芸の達人だったそうな。
糸数城正門と城壁
ウチョーが一人で架けたという裏門の橋。2tあるそうです。
比嘉ウチョーその後
敵国の中山は糸数城を滅ぼそうと狙っていますが、糸数城は堅固な城で、ウチョーという人物もいるため
なかなか攻め込めません。
ある時、糸数城の増改築のため北部に木材を買いにいくことになります。その使者にウチョーが選ばれたのです!
そのすきに中山配下の「上間の按司」が城を攻め、落としてしまいました。
戻ったウチョーは大軍と戦いますが、敗れて死んだそうです!
南部超人伝説2 巨石を投げた男「宇地原子・うちばるぬしー」
与那原町板良敷に「宇地原子・うちばるぬしー」という人物がいました。
かれはとても力持ちで、ある時高台(雨乞い森)から大きな岩を投げ、
それが海岸近くまで届いたそうです。
彼が投げたという泊岩・トゥマイシー 根元の部分だけ残っています!
彼は大里城の配下の武将で、豪勇の者として知られていましたが、戦で敗れ、なくなりました。
板良敷公民館裏にある宇地原子の拝所
他にもあります・・・
南城市佐敷手登根には「手登根大親」という人がアカバンタという場所から投げて
突き刺さったという伝説があります。
高さ190㎝、幅は30~40㎝。
中国福建省から持ち帰った石で船をつないだ石と言われています。
こんなふうに南部には力持ち伝説が多くあります!
重量挙げ王国沖縄のDNAかもね・・・